下法行歩道・上法行歩道(2018-11-24)

4年ぶりで会山行(西丹沢の旧歩道巡り:下法行歩道・上法行歩道)を実施した。
大杉歩道、下法行歩道・上法行歩は過去に2009年、2014年と実施しており今回で下見を含めると4度目となる。毎年は来ていないので確証はないが歩道の崩壊は確実に進んでいるようで、何れ通れなくなるだろう。

画像写真は大又沢林道から見た紅葉

画像晴天の3連休の中日、西丹沢は紅葉目当ての登山者で新松田駅BTの混雑が予想され、急遽集合場所を谷峨駅に変更、ジャンボタクシー2台で細川橋BSに予定より15分程早く到着、いつも二本杉峠への支度地としている給水塔を8時20分に出発、途中休憩なしで二本杉峠へ

画像二本杉峠の指導表には大杉歩道の記載は無い。大杉歩道は初めジグザグの急降下、最初の枝沢は渡る箇所が枯れた倒木で塞がれ、斜面に露出して沢底まで伸びた木の根に掴まりながら底に降りて登り返す

画像山腹に付けられた歩道は緩やかな下り基調であるが、崩壊が進んでおり道幅が狭く、且つ左側の清水沢は歩道からは相当深いところに見え、歩行に緊張を強いられる。下見した際にフィックスロープを張ることも考慮し、準備をしてきたが実際には固定する木々等が少なく、また曲りくねっている箇所もあり張れなかった。参加した皆さん通過には緊張したとの事。
山腹を大きく右に回り込んで枝沢を2カ所渡ると朽ちかけた「あかまつ農園」の看板を見てその先が千鳥橋。
写真はあかまつ農園跡地

画像千鳥橋からの紅葉に歓声を上げながら大又沢林道を下ると法行林道分岐点、そこから法行林道へ入り30分強で中法行橋へ。途中軽トラが所々駐車しており、聞くと鹿撃ちとのこと。
中法行橋の袂で休憩を兼ねて簡易ハーネス等の安全装備の準備。「月例塔ノ岳で簡易ハーネスの装着練習はしているが実際に使用するのは初めて」と言う参加者が多く、良い実地訓練となったようである。
写真は中法行橋

画像中法行橋を渡った左側、橋の付け根が大きくえぐれた個所が下法行歩道の入り口

画像のっけから崩壊し深い谷底を流れている法行沢に肝を冷やしながら注意深くそろりそろりと足を進める。枝沢を渡るには一度急斜面を沢底に降り、急斜面に出ている木の根に掴まりながら這い上がる。歩道はスタンス狭く不安定でホールドとなる壁面の岩もグラグラと動き、通過するのに躊躇するところがあり、またフィックスロープを張る支点になるものが見当たらず、両端を人手で保持しながらのフィックスロープ(急遽テープスリングを繋ぎ合わせて代用)に簡易ハーネスで保持しながら一人一人渡って貰う。
ここは一緒に下見したSLからは下見した時、フィックスロープを張る箇所と異なっていたと後に言われ、自身も注意していたが見逃したようだ

画像法行沢

画像こんな滝が

画像徐々に沢底までの高さが低くなると歩道が無くなるところも出てくる。ここは沢底に降りて沢沿いに足を進め、上を見て歩道が確認できると上り返すと言う歩行をしていると、前方に石積みの大きな堰堤が現れ、これを越すと下法行歩道の痕跡が無くなった

画像石積みの大きな堰堤の先は広い河原となっており、左岸の広く落ち葉で埋まったところで周囲の紅葉を見ながらの贅沢な昼食。尚地形図からここは三つの沢が合流している三俣

画像三俣を左俣に入り暫くすると二俣となるがここも左俣を進む。沢はV字状になり、地形図から詰めれば織戸峠に出るが、先の上法行歩道は右側の尾根筋の先にあり、適当なところから急斜面を尾根筋へ這い上がるように登ると、ひょっこり上法行歩道に突きあたる

画像写真は上法行歩道で織戸峠を目指す。
もう織戸峠は近い、上法行歩道を織戸峠方面に進むと歩道は大きく崩落しており、この崩落個所は進めなくはないが、安全を見て高巻きすると大栂と織戸峠を結ぶ道に出た。ここを少し下れば織戸峠、ここで旧歩道歩きは終了する

画像写真は上法行歩道を富士見峠方向側へ見たもの。
林班図から上法行歩道は富士見峠と織戸峠を結んでいるが富士見峠側へ向かう歩道は今回見た限りでは大きく崩壊して確認出来なかった

画像織戸峠から先は尾根筋を椿丸、P836分岐点を経てP795から急な尾根を転がるように下ると大又沢林道に降り立った。晩秋の大又沢林道、日没を気にしながら予約してあるタクシーの待つ浅瀬へと向かった

画像今回のGPSトレイルログデータ

画像各歩道について
「大杉歩道」林班図から二本杉峠から千鳥橋の間(青の線)
「下法行歩道」林班図から大又沢ダム付近から始まり、現在の法行林道に沿って中法行橋に至り、そこから法行沢沿いに上法行歩道に出合うまでであり、この間大又沢ダムから中法行橋の間は法行林道に置き換わっているようである(黄緑の線)

「上法行歩道」これも林班図から起点は大又沢林道のようで林班界129/130の尾根筋に沿って走る富士見峠林道に平行して付けられていて富士見峠を通り、この先は別の富士見林道に沿うように織戸峠に至り乗越して織戸沢に降り、織戸沢の途中から富士見林道と一緒になっている(紫の線)








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